あらためて⚽日本代表の皆様、関係者の皆様、勇気と感動を有難うございました。
全て結果論なのは理解していますが、批判を恐れず、PKに関して正直な心境を書きます。
まずは…選手の試合後のコメント
PKキッカーの人選と蹴る順番は、「蹴りたい人から蹴っていく」というものだった。
約5秒の沈黙の後に最初の選手が挙手した。
自主性はすごく大事、しかし心を整える時間が足りない。日本のサポーター側だったことも
重なり、精神的優位で望めればよいが、選手の心理的負担(緊張・興奮・責任感等の重圧)
が勝ってしまい、おそらく精神的不利な状況で蹴ったのだろうと悔やまれます。
せめて蹴る前に誰かが一瞬「ガス抜き」をして、冷静に落ち着かせる儀式をしてくれたら…
次に…監督、キャプテン他の選手のコメント
この4年間すべてを犠牲にして準備してきた。
PKであっても今後、日本サッカーとしてどうやって勝てるかっていうのは、突き詰め
ていかないといけないなっていうのはすごく思います」
「思ったよりクロアチアの選手が落ち着いてましたね。逆にそこが不気味でした」
と振り返った。
そもそも突き詰めてなかったの? 4年間もかけて全てを予測した準備をしたのでは?
(緊張感のある中でのPK戦や各自の決定率やGKの癖やセーブ率等)
落ち着いて見えるというのは、「ゾーンフロー=冷静に燃えている状態」です。
もしかしたら日本は「興奮して燃えている状態」だったのかもしれません。
さらに、日本サッカー協会のコメント
今後の年代別の国際親善試合などで可能なかぎりPK戦を実施したい考えを示しました。
緊張感のある環境で実施して選手たちにPK戦に慣れさせたいということです。
「U-16日本代表が南米のパラグアイに行き、コロンビア、チリ、パラグアイと対戦する。
その試合は、結果を問わずにPK戦をやってくれという話をしている。これが最終的に、
どうなるかわからないが、久々のPK戦ということにならないようにしたい」
えっ?今さら???
やっぱりちゃんと準備していなかったんだ!😂
特に力が均衡している試合や一発勝負の試合はPK戦が多いというのはデータ化しなくても
わかりきっていることなので、気合や勇気や運まかせでは、そもそも限界があるのです。
「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気がある者だけだ」というロベルト・バッジョ
の言葉は素敵ですが、4年に一度のチャンスは美談で終わらせてはいけません。
皆さん、覚えていますか?
2011、女子W杯でサッカー日本代表(なでしこジャパン)が世界一になった時のPKを…
これも結果論かもしれませんが、心理学的にはとても参考になります。
決勝戦という大舞台でPK戦に突入した際、佐々木監督は円陣を組んだ選手の輪の中で
誰よりも笑顔で立ち、全員を笑わせてリラックスさせ、頭の中を一度リセットしたのち
「思いっきり楽しんで来い!」と一言(ペップトーク)かけて送り出したのです。
まとめ
私は先ほど、こう言いました。
せめて蹴る前に誰かが一瞬「ガス抜き」をして、冷静に落ち着かせる儀式をしてくれたら…
佐々木監督の行為が、まさに「ガス抜き」に当たるのです。
4年後は長すぎますが、ある意味伸びしろがあるということなので、一サポーターとして
ベスト8という景色を一緒に見られるよう応援し続けたいと思います。
それにしても悔しい😭
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