高知県の西南に位置し、人口11,217人
延長約35㎞の美しい海岸線を有する町
持続的に自立できる自治体を目指して2つ
の町が合併し、平成18年に夢と希望の新
天地として「黒潮町」が誕生しました!
南海トラフ地震の最大クラスの想定では、
最大震度7、最大津波高34m、 諦めずに
「犠牲者ゼロ」を目指し、町が一丸とな
って様々な取組を行っているのです。
先ほどの画像は高台に移転した新庁舎
左画像は津波避難タワーです。
公園内にある津波避難も兼ねた展望台
こちらにもありました。
町内には6か所もあり、平成28年度末に
全タワーの建設が完了したそうです。
他にも画像のように住民のワークショップ等で提案された
避難道を整理し、約230箇所のほとんどが完成、
「避難空間」に向かうための階段に手すりがあると、
安心感や避難スピードも全然違います。
町長のリーダーシップ&役場の防災担当だけでなく、全職員で
「地域担当制」とした制度の導入が、様々な対策を短期間で
大きく進捗させた背景にありました。
こちらは一番最後に完成した津波避難タワー
地盤からの高さ22m、標高25.4m、収容人員230人、
フロアで言うと8階建てです。
他にも防災倉庫の充実、戸別津波避難カルテづくり、
地区防災計画の作成、木造住宅耐震化等の促進、避難所運営
マニュアル作成 等々 様々な取組を通じて「防災文化」を
目指す「防災教育プログラム」も充実しています。
左画像は「黒潮町缶詰制作所」を設立し、
大注目となったアレルギー対応商品です。
名物「カツオ」を使用したカツオの和だし
生姜煮こごり風は絶品でした。😊
ハード面の整備が一段落し、今後は、さらに住民主体の
ソフト面の強化を継続しつつ、文化になることを目指します!
と力強く語っていただいたMさん・・・
多くの学びや気づきをいただき、心より感謝申し上げます。
今回のご縁を繋いでくださったWさん・・・
サッカーのGKという共通点が、この度の学びのきっかけと
なりました。送迎も含め様々なお心遣いに感謝申し上げます。
今回の学びを通じて、町の皆さんが強い郷土愛のもと、
「自らが主体となって町と共に生きる」覚悟を感じました。
自分も藤沢市の湘南海岸に住む住人として一体何ができるのか
何をするべきなのか、今一度自問自答してみたいと思います。
4日ぶりに帰宅すると、息子からのメッセージが・・・
翌朝に聞いてみると・・・
自ら必要だと考えて頭の中で設計し、身近にあるものを
使って作り上げたそうです。たいしたもんだ (^^)v
こういう何気ない中に、人が行動に移すヒントが多く
隠れているかもしれませんね。