父方の祖母の三十三回忌法要を身内で行いました。
日本独自につくられた「十三王信仰」に基づく13の審判のうちの13番目の審判だそうです。
地域の慣習や菩提寺の考えによって異なるそうですが、
神道では三十三回忌をもって荒御霊が和御霊(祖霊)になるとするため、
三十三回忌を区切りとして年忌法要を終え、永代供養とするようです。
つまり今回が最後の法要「弔い上げ(とむらいあげ)」となり、母は約32年間、お姑さんの供養を
続け、本当の意味でやっと天国で安らかに眠りにつけたのかもしれません。
考えてみれば私自身も約32年間、本家の長男としてお墓参りを継続していたことになります。
母が2年前にお姑さんに向けて詠んだ俳句
「いじわるも
思い起こせば慈悲なるか
姑の御蔭と日々手を合わす」
時が過ぎて大きな器ですべてを受入れたみたいです
母は強し!(^-^)
こうして考えると男女の寿命の平均が70歳だとして、人は生まれてから天国に行くまで
約100年かかるのですね・・・
単純に考えて息子の世代だけでなく、孫の世代にもお墓を守ってもらうようにしていかないと
成仏できないかもしれません。(>_<)
未来永劫「鎌田家」を繁栄させるために、今をしっかりと生き、根を張る覚悟が必要です。
そして子供達にも「鎌田家を守っていきたい!」と思ってもらえるようなオヤジの背中を見せ続け
なければいけません。
今回の三十三回忌では、そんなことを考えながらお経を唱えていました。
では、皆さんご一緒に!
お手てのシワとシワを合わせて・・・「な~む~」 m(_ _)m
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