2020年7月6日月曜日

富山県消防学校(第62期)初任科に感謝!




4月の講義が延期し、再調整後に実施する

ことができました。

このご時世、貴重な出番をいただけたこと

にあらためて感謝申し上げます。

<m(__)m>




講義は午後からでしたので早めに富山に到着し、駅構内で仕事をさせていただきました。



週末からのニュースで既に報道されていますが、熊本県などに甚大な被害をもたらした九

州の豪雨災害、特別養護老人ホームの入居者が2階への垂直避難が遅れたことなどを聞くた

びに胸が苦しくなります。(我々NPO法人は車いす利用者等の江の島観光や津波避難をジ

ンリキという「けん引式車いす補助装置」を活用しながら階段昇降等をサポートしている

ため)たらればになりますが、もし、その施設にジンリキがあって訓練していたなら…

参考動画「江の島強力プロジェクト」は こちら



さらに今朝のニュースでは静岡県で工場火災があり、警察官1名と消防職員3名の計4名が

殉職されたという痛ましい内容が…これもたらればになりますが、STOPの法則を遵守し、

ブレーキコントロールが出来ていたなら…詳細不明ですが、とにかく悔やまれます。



あらためて教育や訓練で備えることがいかに大切か、今の自分に一体何ができるのか?

微力ではありますが自問自答しながら午前中の仕事をさせていただきました。



前置きが長くなりましたが、そのような気持ちの中で38名の学生達に出会いました!

素晴らしい総代をはじめ、学生達は役割分担に基づき、順調にスケジュールをこなしてい

るようでしたが、個別に聞いてみるとそれぞれに課題も見つかってきました。

課題=伸びしろなので、ちょうどこの時期は後半戦に向けて大きな分かれ道なのです。



そこで「能動的」「受動的」の思考がどれほど成長曲線に影響を及ぼすのか?

さらにトレーニング効果についても「能動的」「受動的」がどれほど影響を及ぼすのか?

座学と実技を通じて実感していただきました。



消防職員にとって1番必要な筋肉は「頭=思考」を働かせることです。

命令に対して何も考えず返事をすることではありません。

絶対的ではないので時には上司の命令に「STOP」をかけるようなことも必要なのです。

ここ数年間続いている殉職者を止めるためにも…




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