2013年12月7日土曜日

岩手県宮古市赤前保育園「防災講演」に感謝!




NPO法人子どもの森づくり運動推進ネットワー

クの関係で昨年知り合った園長先生との

ご縁が繋がり、声をかけていただきました。

川崎での撮影立会い後、やっと盛岡へ到着!








さらにバスで2時間以上揺られ、何とか

宮古市に到着しました。








園長の強い思いが書かれています。

強くやさしく・・・

タフで優しく・・・

人材育成の目指すところは同じなんですね






翌日の午前中に保育園に伺い

消防職員や市の危機管理担当職員が立会いの下、

避難訓練が行われました。

職員や関係者、ロータリークラブなどが協力して

手作りで切り開いた避難路をロープをつたいながら

必死に上がっていきます。

(ソーラー式の人感センサーも設置され、最終到達地点は、

なんと海抜約80m)





ここが頂上付近です。

東日本大震災では、沿岸から約1キロある

園のすぐ近くまで津波が押し寄せて

きたそうです。





これは、帽子とライフジャケットです。

子供たちが被っている帽子にも工夫が

ありました。







ヘルメットと同じ素材の強化プラスチックが

使われていました。

軽くて丈夫・・・

頭は大切ですから普段から

使用しているそうです。









地元宮古市の消防職員の方々と

記念にパチリ!






このあたりは、世界一の防波堤が破壊され、

最後の砦であった「万里の長城」と呼ばれた

防潮堤も破壊された・・・







完全に破壊されています。

ジャンボジェット機250機分の運動量を

持った波が押し寄せたという説もあります。








また、現地を訪れる方に「防災語り部」の方々が

お話をされている場面を見かけました。

残された方は伝えていく役割があるのです・・・





白い岩肌に緑の松のコントラストが美しい

国の名勝『浄土ヶ浜』





きれいな風景ですね・・・

何とかここまで戻ったそうです。






すぐ脇の道路には津波避難路の看板が・・・






明治三陸地震の時の記念碑です。

ここ宮古市にも18m強の大津波が押し寄せました。

ここには、「津波に追われたら何よりも高い所へ・・・」等

当時の教訓が全て書かれています。


こちらはチリ地震での記念碑です。

今後も記念碑の数が増えていくだけ

なのでしょうか

先人の教えがどうしたら伝わっていくのか

私たち防災関係者の永遠の課題です。



この2日間何から何まで大変お世話になりまし

たお二人の方です。

相対性理論のことは絶対に忘れません。

貴重なご縁をいただきまして本当に有難うござ

いました。心より感謝申し上げます。




帰りの電車・バスの中で読ませていただきました。

使命達成のための苦悩と葛藤が続く中、

如何にして困難に立ち向かっていったのか、

いろいろ考えさせられる本物の一冊です。

岩手への出張は大変多くのことを学ぶことができました。

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