2012年8月30日木曜日

「自然災害を生き抜く力」…無人島生活は素晴らしい!

清水国明さんが楽校長を務める「河口湖自然楽校」において、100名強の大学生達と

「自然災害を生き抜く力」を育てるために、無人島生活や富士登山等

4泊5日での集中講座、「サバイバルキャンプ」を行ってきました。

自然に帰ることで・・・

①本来の自分を取り戻すことができる

②タフで優しい心と体を育てることができる

③自然に人と関わることができる

今の時代、とっても大切なことが醸成されることを期待します。




初日、ボートで無人島に到着!

富士五胡で唯一の無人島「うの島」

いよいよここでの生活が始まります。







我々がお世話になったテント、

夜中は虫がカサカサ集まってきました。


東日本大震災でも大活躍したトイレ

「ラップポン」

組立トランク型自動ラップ式トイレで、

前職での危機管理研修でも活用させて

いただきました。 スグレモノです。

竹で作ったイカダもありました。

どんどん野生に戻っていく感じです。


初日はアウトドア生存生命術・ロープワーク&

レスキュー・防災体質改善トレーニング等を

行いました






ロープを使って協力すれば

大木も倒せるかもしれません。

いや、絶対ワイルドに倒してやる!!!

                                                                         






薪を集めて火を焚き、ワイルドに夕食を作って

いる様子・・・


メニューはカレーうどんです!

えっ?手抜き?




毎夜、全員で火を囲みながら1日の振り返りを

行います。

この時間が心を開放させていくのです。


朝5時に目覚め、島を走り回ってきました。

目の前には日本一の富士山が・・・

最高のロケーションです。

世界遺産への動きもあるようで、

大切に扱っていきたいです。


2・3日目はカヌーで島を1周したり、

湖で泳ぎながら身体を清めたり・・・

震災レスキュー・震災サバイバル・災害心理学

災害現場指揮システム(ICS)・災害ファーストエ

イド等を2班に分けながら行いました。








 初めて体験する学生も多くみんな楽しそう・・・











1時間程度練習すると、このように並んで

写真を撮ることもできるようになりました!












4日目はA班・B班で丸太を使って

力強く争ったり・・・





自然災害(風水害)と戦うため

水防工法で人海戦術を学んだり・・・




達成したものしか味わえない

土嚢で作った架空の露天風呂に入って

汗を流している様子・・・

初日とは明らかに違う表情をしています。


最後は富士登山の頂上付近をイメージし

「なでしこジャパンの表彰式入場」スタイルで

訓練会場を後にしました。

明朝、全員で登頂達成しているイメージトレー

ニングの1つです。



日が経つにつれて学生たちはどんどん

強く、逞しくなっていきます。

そして今夜はいよいよ富士登山、

目標を持って心を1つにし、ネガティブな発言を

しないようお互いに励ましあいながら

ひたすら登ると・・・





最後はご覧のとおり

稀に見る素晴らしいご来光を拝めたのでした。


しかし本番はこれから・・・

下山が山場なのです。






いろいろなハプニングもありましたが

大きな怪我もなく無事下山し、最後の

振り返りを行っているところです。

皆真剣に聴き入っていました。

最後に、富士登山を全力で支えていただいた

山の神(ガイド)さん。

みやちゃんとげんちゃんです。

お2人の的確な判断のおかげでご来光が頂上

で見れたり、無事に下山できたりと・・・

本当に有難うございました。

2 件のコメント:

  1. 突然のコメントで申し訳ありません。
    私はA-4班で実習させていただいたキッタと申します。
    実習のブログ読ませていただきました。懐かしくも思います。あの実習で学ばせていただけた事はこれからの人生に必ず役立つと実感しています。
    また、防災・減災にも実習以前より関心が高まり、防災シンポジウムや国際危機管理学会に参加しています。ここまで真剣に考えるようになれたのもこの実習のおかげでした。
    就活生でもあり忙しいですが、市民救助隊養成研修も参加したいと考えています。
    本当にありがとうございました。

    返信削除
    返信
    1. 橘田さん、こんばんは!
      コメント有難うございました。突然でも全然嬉しいですよ\(^o^)/
      実習は本当に楽しかったですね…大変懐かしく思います。
      皆さんが一生懸命関わったからこそ充実したものとなり、今でもシンポジウム等に参加するという素晴らしい行動に繋がっているんだと思います。すべて自分次第、我々はきっかけを与えることしかできませんから。来週行われる研修で再会を楽しみにしております。
      今後とも宜しくお願いいたします。

      削除